交通事故に遭ってしまった場合、怪我をした被害者は病院で治療を受けることになります。怪我の状態によっては、入院の後、通院をしつつ治癒に務めます。この間の治療費は、加害者側から慰謝料という形で、支払われることになります。

ここでは、知っているようであまり知られていない、交通事故の慰謝料について解説していきます。

交通事故に関する4つの慰謝料

交通事故に関する慰謝料には、おおまかに分けて4つの種類があります。

1.入院慰謝料

交通事故で負った怪我の治療のために、病院に入院した際に発生する慰謝料のことです。

2.通院慰謝料

交通事故による怪我の治療を目的として、病院に通院する際に発生する慰謝料です。

3.後遺障害慰謝料

交通事故で怪我をした箇所の治療が完了した、あるいはこれ以上は良くならないと判断されてからも、手足のしびれなどの後遺症が残った場合に発生する慰謝料です。

4.死亡慰謝料

交通事故によって亡くなってしまった被害者に対して発生する慰謝料です。

慰謝料の3つの基準

交通事故の慰謝料には、3つの基準があります。

1.自賠責基準

自賠責保険に基づいて、慰謝料が算出されます。通院の場合は実際の通院日数×2、または通院期間のうち、少ない方の数値×4200円にて算定されます。

2.任意保険基準

保険会社の独自の基準によって慰謝料が算定されます。基本的には非公開のため、ブラックボックスのようなイメージがあるかもしれません。

3.弁護士基準

裁判所の過去の交通事故関連の判例に基づいて、慰謝料が算出されます。慰謝料の金額は、自賠責基準<任意保険基準<弁護士基準の順に高額になる傾向があります。

こちらは、専門家でないと保険会社に門前払いされてしまう可能性があるので、交通事故弁護士に依頼を検討してみてください。