治療費の打ち切りの対処方法②

治療費の打ち切りの対処方法①では、通院頻度が少ない場合の対処方法について解説しました。②では、保険会社による治療費の打ち切りの対処方法として、もうひとつの例を使って解説していきます。

治療中にもかかわらず打ち切りが告げられた

交通事故に遭ってから6ヶ月経った頃、まだ治療中にもかかわらず、加害者側の保険会社から「そろそろ治療費を打ち切りたいのだけど」と告げられたケースです。

このケースでは、治療費を打ち切る=治療の終了というように誤解されやすいかもしれませんが、実際には治療そのものの継続はまったく問題ありません。担当の医師から「治療の必要はない」と言われない限りは、治療を続けたほうが良いでしょう。

1.保険会社との交渉

治療費の打ち切りの対処方法として、まずは保険会社に治療費の支払いを続けてもらうように交渉する方法があります。

この場合、感情的になるのはマイナスであり、あくまでも、「医師の意見」「医師の判断」を伝えることが、交渉を有利に進めることになります。治療期間を具体的に提示したり、医師に保険会社の担当者と直接話してもらうことがポイントです。

2.一旦自身で立て替えた後に請求する

保険会社は、症状固定もしくは完治という判断で治療費の打ち切りに踏み切る可能性がありますが、裁判や示談の内容によっては、一旦治療費を自身で立て替えた後に、通院慰謝料として請求することが可能となっています。

そうした場合に備えるためにも、できるだけ健康保険や労災保険などの公的保険を利用することが大切です。